★越前がに倶楽部のへしこ★ 「へしこ」は生活習慣病を予防する優れた健康食品。
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「おもいっきりテレビ」でも紹介! へしこの健康効果。
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常連様、初めてのお客様、いらっしゃいませ。「越前がに倶楽部」へようこそ。 店長の荒川と申します。 福井の珍味「へしこ」ってご存知でしょうか?あんまり知られていないですよね。 食品の保存法として塩漬けにすることは昔から一般的にされてきました。 福井では特にさばやいわしをいったん塩蔵し、それから糠(ぬか)漬けすると という手法が漁師の間で経験的に生み出されてきたみたいです。 昔はそれだけ豊富に魚がとれたんでしょうね。 昔の浜では野菜の糠づけのように、一軒一軒【へしこ】の味が違っていて、 【へしこ】が「おふくろの味」「ふるさとの味」だったそうです。 この伝統の福井の味【へしこ】あなたも食べてみませんか! きっと はまりますよ! |
【へしこ】はどうやってつくるのでしょうか? 【へしこ】は、漁師が多くとれすぎて残った魚をいかに長く味を保ちつつ保存させておくか、 そこから始まりました。 @まず、新鮮な魚をさばいて塩をふり、桶に並べて塩漬けにします。 よく使われるのは「さば」、「いわし」、「ふぐ」、「いか」、「はたはた」などで、「さんま」は 当店のオリジナルでつくっており、へしこでさんまは珍しいと思います。 A数日経つと、漬けた魚から汁が出てきます。魚の体内の水分が塩で脱水されたもの ですが、これを「ひしお」と呼びます。 Bひしおが出てきたら、次に一度塩漬けの桶から魚をだして、糠(ぬか)をまぶし、本漬け にして1年間熟成させます。この糠に漬け込むことを「へし込む」といい、【へしこ】の語源 になったといわれています。 これが昔ながらの従来の手作りの【へしこ】のつくりかたで、使うのは「塩」「糠」「とうがらし」 くらい。【へしこ】は「からすみ」などと同じく保存食なので、けっこうしょっぱいです。 |
上のやり方は従来の【へしこ】の漬け込みの仕方です。 しかし、最近の工場で作られるのは「焼酎」や、「みりん」「砂糖」「着色料」「甘味料」などを 加えて味付けしています。塩辛さをなくして別の味付けをしていこうという方向ですね。 また工場では生産性を重視するため、1年間も熟成させず、3ヶ月ほどで漬けあげます。 このように一方で昔ながらの【へしこ】の味が無くなろうとしています。 私はそれもさびしいので従来の漬け込みの味も残したいんです。 |
【へしこ】にはいろいろな食べ方があります。 まず糠(ぬか)と塩をさっと水で洗ってください。塩分が気になる方は流水に落とし塩抜きを。 @ お造り・・・生の【へしこ】をうすく削ぐように切ってお造りに。酒肴としてもなかなかです。 お酢につけて食べる人もいますね。 A 押し寿司・・・【へしこ】をお造りのように切り身にして甘酢につけ、寿司めしと合わせて 重石をかけます。 B 切り身を焼く・・・ひと口大に切って網焼きやフライパンで焼いたり、電子レンジで さっとあたためてもおいしいです。 C お茶漬け・・・焼いた身をほぐしてご飯の上に乗せ、お茶をかけてお茶漬けに。 D おにぎりの具・・・同じくほぐした身をおにぎりの具にします。ちょうど【へしこ】の塩味が ご飯とよく合っておいしいですよ。 E へしこスパゲッティ・・・ほぐした身をパスタの具にするのも【へしこ】のもつ塩味を 利用する料理法ですね。 他に煮物の具にする場合もあります。 このようにいろいろ【へしこ】には料理法があるんですね。あなたも試してみませんか? |