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毎度ありがとうございます!「越前がに倶楽部」サイト運営・調理担当のあんちゃんです。越前がにの価格って、いくらぐらいだと思われますか? 活目(生きている状態の重さ)が1.0kgクラスで甲羅幅が12cmほど、全長70cmぐらいするのが15,000円、1.2kgクラス(特大サイズ)だと20,000円を超えてきます。しかし、いつも同じ値段ではありません。 |
地元の越前がにの価格は、その時期により大きく変動します。右のグラフは11月初めに15,000円ほどする越前がにの価格変動の一例です。私の経験から越前がにの相場は「へ」の字型を描いていて、その一番高いときと安いときの差はずいぶん大きくなります。 ※越前がに漁解禁期間11月6日〜3月20日 |
このように、地元では越前がにの価格がセリ値の影響を受けてどんどん変わっていくのですが、地元の価格は変動するのに通信販売では一定であることが多いような気がします。 それではなぜ、一定なのでしょうか?それは最も高い時期の価格に合わせておけば絶対損をしないからです。しかし、地元の人や観光客はその時期の相場で買えるからいいですが、通信販売を利用される方は最も高い時期以外は損をすることになりますね。 |
私は、「越前がに倶楽部」では価格をその時期に出来るだけ合わせていきたいと思っています。地元の情報を開示し、福井県の本当にいいものを知ってもらい、産地の価格でお客様に提供することが本当の産地直送だと思うのです。 |
越前がには、そのブランドと知名度により、地元市場→水産会社→都会の市場→水産会社→デパートや百貨店、料亭で旬の高級食材やお歳暮、話題集めとして利用されます。 地元でさえ、一万円、二万円とするのですからこれだけ卸売、小売業者が間に入れば、鮮度が落ちる上に値段も高くなります。これでは多くの方に越前がにの良さを分かってもらえません! 遠くの方に適切な値段で越前がにの良さを分かってもらうには、オンラインショップで産地直送するのが一番ではないでしょうか。 |
それでは時期ごとの価格の傾向です(あくまで私なりの)。 | |
●11月6日解禁〜12月前半にかけて 11月6日、待ちに待った越前がに漁の解禁日です。初日のセリはご祝儀相場、高いですね。当店は11月7日より販売を開始します。 全国ニュースで解禁の報が流れ、旬の訪れとともに三国町にも越前がにを食べに人がどっと出てきます。この時期はお歳暮・贈り物・お食事・ご宿泊と、あちらこちらで越前がに、越前がにですから、どんどん値段は上がります。 この時期の通信販売で多いのは、やはりお歳暮や贈り物。「越前がに倶楽部」では会社の取引先やお仕事のお付き合いの方に贈られるお客様も多くいらっしゃいます。 |
●12月後半〜お正月にかけて 12月半ば近くになりますと、福井には雪がちらほら降ってきます。三国町は海からの風が吹きますので積もることはありませんが、海はしけてかに漁が出来ない日も出てきます。 越前がにのセリは週に二、三回開かれますが、天候が悪く、漁に出られない日もたまにあって値段は上がっていきます。 それでもご宿泊・お食事・贈り物の人気は大変なものがあります。 特に歳末・お正月は、漁師も休みでセリが開かれない上に、ご宿泊やお食事・観光の人出は通常より多く、混雑します。結果的に皆が正月前に余分に買いに入るため、シーズン中で最も高い時期となります。 「越前がに倶楽部」では、お正月のおせち料理の一つとして購入したり、贈ったりする方が多いですね。ただ、歳末とお正月は特別に高価な時期ですので、当店ではこの時期に限り、ご予約での販売しかいたしません。ご宿泊・お食事で忙しい時にバタバタとかにを送っては、せっかく購入していただいたお客様に対して失礼だからです。 |
●お正月過ぎ〜2月前半にかけて お正月が過ぎて世の中がまたお仕事で忙しくなってきますと、三国港でのセリも通常通り開かれて徐々に価格も落ち着いてきます。 しかし福井県で最も降雪量の多いこの時期は、越前がにの味が深みを増す時期でもあるとともに、かに漁に出られる日がシーズン中最も減る時期でもあります。そのため価格は急激ではなく徐々に落ちていくといった感じです。 |
●2月後半〜3月20日禁漁まで 2月後半からご宿泊・お食事は変わりませんが、贈り物として利用されることが少なくなり、価格もお求めやすくなることもあって、「越前がに倶楽部」でも個人の方のご利用が目立つ時期です。 特にシーズン中何度も利用してくださる常連さんはこういうことをよーくご存知ですね。 もし安くなるのを待っていらっしゃるなら、この時期に購入されることをお勧めします。また天気も春めいて良い日も増えてきますので、観光やお食事に出かけるのにもいいですね。 本店「民宿あらや」でもお客様のお越しをお待ちしています。 |